芸術専門楽群について

こんにちは。『芸術専門楽群 / geisen』プロジェクトの齊藤理子です。

アートのことはよく分からない。
そうおっしゃる方が大半でしょう。
それなら
よく分からないから、一歩踏み出す、
気持ちを持ってみませんか?

私が知らない人間の世界を、作家たちは形にして魅せてくれます。
分からない世界を探ることは、未だ知られぬ宇宙を想像することに似ています。
作品を前に「これが何か」を想像するとき、私は私の心をとてもはるか遠くに持ち出しています。「何だろう、何を言いたいんだろう、何に見えるだろう、どうしたらいいんだろう」と。
もちろん美しく、きれいなものだけがアート作品ではありません。時に痛々しく、荒々しく、眼をそむけたくなる社会的な作品もあれば、人の内面をえぐるような心象を映した作品もあります。あらゆる世界は隣り合わせである、ということを私は作家と作品を通して感じることが多々あります。

そして作品に美と哲学があるのか、私はそれを見いだせるだろうか、
作家と作品に問い、私自身にも問います。

齊藤理子(SAITO Riko)


こんにちは。『芸術専門楽群 / geisen』プロジェクトの森川徹志です。

みなさんの子どものころ、芸術鑑賞の授業ってありましたか?
私はあの時間がすごく苦手でした。
何がいやだったって、感想文を書くのが苦手だったのです。
先生は言いました。
「作品を見て思ったこと、感じたことを書きなさい」と。
何も思わなかった、なんて書くわけにはいかず
同じようなことを何度も書いて
原稿用紙を埋めた記憶が今でも残っています。
アートには、苦手意識しかありませんでした。

苦手意識に変化が出てきたのは20代半ばのこと。
雑誌の編集部でアート欄の担当になったのがきっかけでした。
美術館学芸員、ギャラリーオーナー、作家の話に耳を傾け
作品の見方や作り手の思いを知るにつけ、
アートが苦手だったのは
感じ方の手掛かりを持っていなかっただけだったんだと気付いたのです。

アートは本来楽しいものだ。
感想文のような枠にとらわれず、自由に味わえばいいのだと。
「何も思わなかった」というのも一つの感じ方で
自分と波長の合う作品も、合わない作品もあるのが
アートの世界なのだと。

森川徹志(MORIKAWA Tetsushi)


自分の世界と波長を合わせる、体験と想像の輪を少しずつでも広げていけたら。
『芸術専門楽群 / geisen』の名前に、そんな思いを込めました。

『芸術専門楽群 / geisen』は3つのミッションを掲げます。

  1. アート情報を発信・共有をします
  2. アートに触れる生活をつくります
  3. アーティストとみる人を応援します

作品にふれ 作家にふれる、楽しみ。
作家と出会い 作品と暮らす、喜び。
アートで広がる、昨日とはちょっと違った毎日の景色。
『芸術専門楽群 / geisen』が、そのきっかけとなればうれしいです。