福井に文化活動支援団体「AsC」 地元アーティストの創作活動、継続的後押し図る

福井に8月18日、文化活動支援団体「アーツ&コミュニティふくい」が発足した。

「AsC(アスク)」の呼称で、生活と共にある芸術文化の在り方を追求することを目的に発足した同団体。福井県内で活動するアーティストに、発表機会創出、活動のためのネットワークづくり、人材育成につながる研修会開催などの事業を行うことを柱とする。

運営の中心メンバーは美術、音楽、デザインなどの領域で活動する福井県内の有志で、およそ半年を掛けて設立準備を進めてきた。8月18日、福井県立歴史博物館(福井市大宮2)内カフェ「歴博茶房 ときめぐる、カフヱー。」で設立総会を行い、設立に賛同した関係者ら約15人が集まった。

同団体発起人で「歴博茶房 ときめぐる、カフヱー。」店主の後藤ひろみさんは「カフェでさまざまな方と話すたび、福井の人たちの日常に文化的なものが根付いていないのではという思いが強くなっていた。コロナ禍で文化より日々の暮らしを優先しがちになる今こそ、文化を守ることで人々の心持ちが変わるのでは」と話す。

この日は、参加メンバーの自己紹介を経て、規約案、役員選任案、会費案などの総会議事を行い、福井市在住で美術作家の浅野桃子さんが初代代表理事に就任した。浅野さんは「今日集まってくださったのは福井の文化芸術のことを考え続けて生活してきた人ばかり。みなさんのお力添えを頂くことができれば、地元のアーティストの活動を後押しできると確信した」と協働を呼び掛けた。

本年度は、県内のレストランなどの協力を得て若手作家ら作品を展示する「あーとふるダイニング」、県内で活動するアーティストや文化団体のイベント情報などを集約・発信するポータルサイト、文化振興施策に関する勉強会開催などの事業を予定する。

活動趣旨に賛同する会員も募集する。会員種別と年会費は、正会員=1口3,000円~(口数制限なし)、賛助会員=1口5,000円~(同)、家族会員(正会員の家族対象)=1口1,500円、学生会員=1,000円ほか。問い合わせは同団体(メール artsandcom.fukui@gmail.com)まで。

「あーとふるダイニング」の一環として、同カフェ内に展示されている作品

(記事は福井経済新聞提供)

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