或る場所のアート– tag –
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インタビュー
「誰もが見られて、楽しめる場所にある。それがうれしい」-王朝喫茶 寛山オーナー 伊坂晃さん
福井駅前の、通称・三角地帯の一角に、地下へ続く階段があり現れる純喫茶。そこが「王朝喫茶 寛山(かんざん)」でした。入り口はボッティチェリの「春」のレリーフが出迎え、店内にはギリシャ風の柱と女性の彫像が立ち、そしてステンドグラスがそばにある... -
インタビュー
「扉を開けて、飛び込むその絵は、私に“その日の気分のパワー”を与えてくれます。」-美容師・斉藤のりこさん
「散髪屋さんでは切りたくない」と順調に思春期を迎え始めた娘からの発言により、ぴったりうっとりするような美容師さんにお願いしたいとうろうろ。風のうわさで、昔お世話になった美容師・斉藤のりこさんが、とある場所で店をかまえ、ひとりで切り盛りし... -
インタビュー
「生と死をポジティブに捉えたい。祈りの象徴になる存在を生み出したかった」-ガラス造形作家・松藤孝一さん
撮影/飛田桂一(トビタフォトグラフィックス) たまたま大野市まで電車へ行く機会があり、駅を出てすぐ感じたある視線。ふと見上げると、「ええええ! 赤ちゃん!?」赤ちゃんが、梁の上から私を見下ろしているではありませんか!どっしりむっくり構えた赤ち... -
インタビュー
「自分の記憶との対話から生まれる情景的な作品を創る」-美術作家・白崎徹さん
白崎徹さんは、私が20年前に出会ったときは鉄を素材にしている作家でした。ひょんなことから再会に至り、作品作りをしていることを聞いて改めてインタビューを申し込みました。現在、鉄だけに限らず、流木、トタン、古い何かを素材に制作しています。一見... -
インタビュー
「言葉にできなかった、僕の考えがそこにあった」-久保田酒店 店主・久保田裕之さん
日本酒好きな友人へ贈るため、相談もかねてJR鯖江駅前にある「久保田酒店」さんへ。たまたまお手洗いを借りようと通された通路にあったのが、江崎満さんの版画でした。歴史ある久保田酒店の古い道具や大福帳とともに飾られている江崎さんらしい生き物の版...
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